東急不動産株式会社と東急不動産ホールディングス株式会社が100%出資するTFHD digital株式会社は、東急不動産が運営する渋谷エリアの複合施設「Shibuya Sakura Stage」や東急プラザ原宿「ハラカド」等において、「Machi-wai(マチワイ)」を導入したことを発表した。
「Machi-wai」は、地域体験をアップデートするエリアマネジメントツールだ。デジタルスタンプラリーやデジタルルーレットなどの回遊促進機能により、まちへの来訪者とのデジタル接点構築と回遊促進を行う。
また、得られたデータを可視化・分析・利活用することで、データドリブンなまちづくりを支援する。
今回、2024年7月に37テナントが一斉オープンした「Shibuya Sakura Stage」にて、継続的なデジタル接点獲得の為に「Machi-wai」を活用している。
具体的には、LINEお友達増加を目的としたお友達登録用のプレート設置及び館内を周遊するスタンプラリー施策を実施している。なお、ここで獲得したデジタル接点及び来場者の年代・興味関心などの属性情報を用いて、来場者の分析や再来を促す施策検討・メッセージ配信などに活用するとのことだ。
加えて、商業施設「ハラカド」では、開業施策として、LINEのお友達登録をしたユーザに対して電子ギフトを配布する施策を実施。店舗だけでなくSNSなども活用し、1,400人以上のLINEお友達を獲得した。
また、配布した電子ギフトの50%以上が利用され、再来訪促進に繋がる施策となった。
両社は、今後も広域渋谷圏(渋谷駅を中心とした半径2.5km圏内)を始めとした施設で継続的に「Machi-wai」を利用していくとしている。
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