内田洋行 FOODs IT Fair 2024 - 食品業界のデータとAI活用の最前線

SSSとNEC、エッジAI活用による物流DXに向けた実証実験を開始

ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社(以下、SSS)と日本電気株式会社(以下、NEC)は、倉庫における荷物の入出荷などオペレーションの効率化をめざし、AIカメラなどのエッジデバイスを活用した「物流業界向けエッジAIセンシングソリューション」の実証実験を、2022年12月から開始した。

この実証実験は、日通NECロジスティクス株式会社の協力のもと、今回のソリューションによる倉庫の生産性向上効果を実証する目的で、日通NECロジスティクス成田倉庫において2023年3月まで実施される。

「物流業界向けエッジAIセンシングソリューション」は、小型なチップで撮像からAI検知までを実施する「IMX500」を搭載している。

これにより、物理的な制約が伴う倉庫で、レイアウトへの影響を最小限に抑えながら、柔軟なAIカメラの設置が可能だ。

SSSとNEC、エッジAI活用による物流DXに向けた実証実験を開始
左:AI処理機能搭載の小型なビジョンセンサ「IMX500」 右:IMX500搭載AIカメラ

検知結果は、荷物に関する意味情報(メタデータ)として後段のシステムに送信。画像のまま送信する場合と比較し、取り扱うデータ量を最小限に抑え、システムの運用コスト削減に貢献する。

また、「IMX500」で検知した荷物情報をもとに、倉庫全体の空き棚スペースの情報をモニターに可視化することが可能。作業員の能力や経験値に左右されることなく、空き棚スペースを把握することができる。

空き棚スペースの情報と、荷物の入出荷頻度や出荷予定日のデータを掛け合わせることで、ピッキング時の作業時間が短縮できる最適な空き棚スペースをリコメンドする。

さらに、SSSのエッジAIセンシングプラットフォーム「AITRIOS」が、AI検知に必要となる再学習可能なベースのAIモデル「Base AI Model」を提供。NECはこれを活用することで、倉庫環境ごとに最適なAIモデルを開発することができる。

「AITRIOS」の環境を使い、遠隔からクラウドを通じたAIモデルの再学習が可能で、倉庫レイアウトや照明など現場環境に変更が生じた場合にも、AIモデルを再学習させることで、検知率の低下を防ぎ、オペレーションに求められるAI検知精度を維持する。

無料メルマガ会員に登録しませんか?

膨大な記事を効率よくチェック!

IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。 また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。

そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。

  • DXに関する最新ニュース
  • 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
  • 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
  • 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ

など、多岐にわたるテーマが配信されております。

また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。

無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。 ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。

無料メルマガ会員登録