ホテル日航つくばは、楽天グループ株式会社が提供する「ロボットデリバリーサービス」による商品配送を、2023年6月1日より開始することを発表した。
「ロボットデリバリーサービス」は、自動配送ロボット(UGV:Unmanned Ground Vehicle)の公道走行により、小売店や飲食店の商品をつくば駅周辺のマンションやオフィス、公園などに配送する楽天の定常的な配送サービスだ。
配送対象地域であれば住民以外も利用可能で、スマートフォン向けの専用サイトで注文することができる。
商品は注文後、20分から75分程度で指定の配送先まで配送。配送時間に関しては、オンデマンドまたは配送時間帯を指定することができる。
自動配送ロボットの機体は、アメリカのCartken Inc.が開発し、三菱電機株式会社が「ロボットデリバリーサービス」向けに調整したものを使用している。UGVの走行中は、1台につき1名の近接監視・操作者が機体を監視し、必要に応じて操作している。
今回、この「ロボットデリバリーサービス」に、ホテルのレストラン「セリーナ」、中国料理「桃李」、日本料理「つくば山水亭 別亭」(テナント施設)の3店舗も参画して、商品配送を開始する。
なお、ホテル外への配送だけでなく、宿泊時にも同サービスが利用できるほか、ホテル敷地内2か所にロボットの発着所も設置される。
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