株式会社obnizは、同社が提供するIoTプラットフォーム「obniz(オブナイズ)」と、株式会社ZAICOが販売・提供するIoT重量計「ZAICON(ザイコン)」の連携を開始したことを発表した。
「obniz」は、IoTに必要な機能や要素を含んだ共通のIoTインフラやアプリケーションを、IoTプラットフォームとして提供している。専用デバイス(ゲートウェイ)と専用クラウドを通じ、連携するBLEセンサやデバイスのデータを、任意のITシステムやWebアプリケーションへ送信する。
「ZAICON」は、モノを載せることで在庫管理ができるIoT重量計だ。ZAICONの上に在庫管理したいモノを載せることで、自動で重量単位を計測し、連携するシステムへリアルタイムに反映する。
今回、両製品が連携により、「ZAICON」をIoTデバイスのひとつとして、既存のシステムやWebサービスに取り込むことが可能となった。
ハードウェアとの連携およびネットワークやセキュリティといった、IoTの基幹となる仕組みは「obniz」がプラットフォームとして提供する。
対応するセンサは約80種類で、連携済みの「obniz」のIoTプラットフォームを用いることができる。たとえば、「ZAICON」と温湿度センサと組み合わせ、保管環境と在庫を一括管理するなどの実装が可能だ。

また、運用開始後のセンサの追加連携や拡張も短期間で行うことができる。
さらに、自社センサや手元のBLEデバイスのIoT化するクラウド環境も、「obniz」にて提供する。
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