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ロジスティクス > シャープ、自動搬送ロボットと専用棚を活用した「ロボットストレージシステム」を開発
シャープ株式会社は、倉庫の収納力拡大とピッキング作業を効率化する「ロボットストレージシステム」を開発した。
「ロボットストレージシステム」は、建物の天井高に合わせて設計された専用棚を、バランス設計により運ぶことができる自動搬送ロボットが搬送し、ピッキング作業者のもとまで運搬するシステムだ。
自動搬送ロボットは、最大5.3mの高さに収納されたコンテナもぐらつきを抑えて取り出すことができる。
上下に伸びたフレームは、長さを5.3mから3.6mの間で、伸縮可能な可変式だ。これにより、防火シャッターや梁などで高さが限られる場所も、くぐり抜けて走行することができる。
また、シャープ独自の集中制御システム「AOS(AGV Operating System)」により、最大500台までの自動搬送ロボットを一元管理することが可能。最短経路などを算出し、最適な配車を行う。
「ロボットストレージシステム」のシステム構成イメージ
なお、「ロボットストレージシステム」は、2023年11月10日から12日まで、東京ビッグサイトで開催されるシャープの技術展示イベント「SHARP Tech-Day」にて展示される。
また、「SHARP Tech-Day」では、「ロボットストレージシステム」のほか、量子コンピューティング技術を活用した組み合わせ最適化処理(量子アニーリング)による、自動搬送ロボットの多台数同時制御や倉庫運用の革新的な効率化を実現する技術開発への取り組みなども紹介される予定だ。
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