アスクル株式会社は、ASKUL Value Center 関西(以下、AVC 関西)に、株式会社ギークプラスの新製品「PopPick」を318台導入し、うち246台が稼働を2023年12月21日より開始する。
「PopPick」は、在庫商品の入った折り畳みコンテナを収納した棚をPopPickステーションまで搬送するGoods To Person(以下、GTP)ソリューション設備だ。
受注データを受信すると、ロボットがPopPickステーションと呼ばれる作業員の定点作業位置まで棚を搬送し、PopPickステーションが出荷する商品の入ったコンテナを棚から取り出し作業員の手元まで自動搬送する。

これにより、作業員は手元に届いたコンテナから必要個数を出荷コンテナにとりわける作業のみを定点で行うことができる。
アスクルは、中期経営計画の重要施策としている品揃え拡大に対応する目的で導入したとしている。
今回の導入により、商品が大量保管できるためロングテール品の品揃え拡大が可能になり、保管効率は従来の手作業ピッキングと比較して約2倍を見込んでいるのだという。
さらに、定点でのピッキングや非稼働時の自己学習により、生産性は約3.8倍向上する見通しだ。
今回、AVC 関西に318台導入し、第1期として246台を12月21日から稼働開始する。今後は、第2期として2024年春に72台を稼働開始予定だ。
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