マウザー、倉庫の無人化向けにTE Connectivityのコネクタを取り扱い

Mouser Electronics(以下、マウザー)は、TE ConnectivityのAGVおよびAMR充電用HDCフローティング充電コネクタの取り扱いを開始した。

スマートファクトリー(インダストリー4.0)の登場により、倉庫の無人化アプリケーションで自動的かつ効率的に自動搬送車(AGV)や自立走行搬送ロボット(AMR)を充電する信頼性の高い頑丈なコネクタ(HDC)の需要は高まっている。

今回TE Connectivityは、これに対応する形で、ハイブリッド設計のHDCフローティング充電コネクタを開発した。

マウザーが取り扱うTE Connectivity製のHDCフローティング充電コネクタは、コンパクトなハイブリッド設計と、AGV・AMRが自動的に接続位置を調整するフローティングシステムを特徴としている。

ハイブリッド電源と信号には、4.0キロボルトのインパルス電圧に耐えうる250ボルト・80アンペアの電力用ピン2本と、1.5キロボルトのインパルス電圧に耐えうる60ボルト・10アンペアの信号用ピン4本が含まれている。また、0.5mmまでの誤差が生じても正常に機能するフローティング設計を採用している。

このコネクタのハイブリッド性質により、パッケージサイズが小さくなり、スペースと重量の削減を可能にしている。さらに、最大30,000回の接続・切断に耐える機能を備えている。

安全性と規制面においては、作業時の指の保護機能を備え、UL 1977、TUV、CEの認証を取得し、EN 61984、IEC 60068、IEC 60512、IEC 60529、IEC 60664-1、EN 61373、ISO 6988に準拠している。

なお、マウザーは、TE Connectivityが提供する雄型・雌型のインサート、雄型・雌型の電源コンタクト、雄型・雌型の信号コンタクトなどの多様なバリエーションを取り扱っている。

これらの耐久性の高いコネクタはROHSに準拠しており、倉庫の無人化アプリケーションやAGV・AMRによる機械化された自己給電輸送への需要に対応しているのだという。

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