Uber Eats Japan 合同会社(以下、Uber Eats Japan)は、株式会社アイメッド、株式会社大賀薬局、おかぴファーマシーシステム株式会社、株式会社メドレーの4社向けに、ラストワンマイル配達ソリューション「Uber Direct」の提供を発表した。
「Uber Direct」は、「Uber Eats」のデリバリーネットワークを活用し、処方薬の即時配達を行うサービスだ。パートナー企業は、自社サイトやアプリで販売している商品を、「Uber Eats」の配達ネットワークを活用して提供することができる。
展開エリアは、サービス開始当初は東京都と福岡市の対象店舗にて利用可能で、2024年内には日本全都道府県の数千店舗の薬局で利用可能になるとのことだ。
なお、配達品目の制限や、梱包・配送手段に関する取り決めに則り配送する必要がある。
Uber Eats Japan代表の中川晋太郎氏は、「現在、Uber Eatsアプリで販売しているドラッグストアやコンビニエンスストアが提供するOTC薬の注文も増えている。Uber Directを活用した処方薬の即時配達においても、医療DXの浸透とともに、そのニーズは増加していくと考えている。
医療やヘルスケアは、少子高齢化や人手不足が問題となる日本でオンライン対応が重要な分野だ。Uber Eatsが持つ強みを活かし、医療DXの推進に従事するパートナー企業と消費者のラストワンマイルの配達ニーズに応えるべく、尽力し続ける」と述べている。
また、パートナー企業の一つである、メドレーの上級執行役員中村隆之氏も、「今回、国内の配達DXを牽引するUber Eatsと連携し、47都道府県で1.2万店舗の調剤薬局でシステムを導入している当社は、処方薬の当日配達サービスを実現した。
より多くの患者が自宅で処方薬を受け取る選択肢を持つようになった。メドレーの医療プラットフォーム事業では、この取り組みを通じて、今後も患者が納得できる医療の実現を目指し、医療機関や調剤薬局のDX推進を支援する」とコメントしている。
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