株式会社LexxPlussは、卸売やチェーンストア向けの物流センタの倉庫管理システムや、製造工場の生産管理システムと連携可能なシステム連携APIを一般公開すると発表した。
LexxPlussは、かご台車・6輪台車を無改造で500kgまで自動搬送できる自動搬送ロボット「Hybrid-AMR」や群制御管理システム「Konnectt」、シャッターやエレベータと連携するIoT「Konnectt Hub」などを販売している。

同社は、これら自社で設計した自動搬送ロボットの設計情報を無償公開することに力を入れており、現在では40社以上のパートナーと共同開発・共同製造・共同販売を行っている。
今回公開するシステムAPIは、上位システムとの連携を簡略化するものだ。API情報は誰でも無制限に閲覧可能で、システム構成を把握することができる。
なお、株式会社フレームワークスと株式会社セイノー情報サービス、その他1社とはすでに開発連携を進めており、2024年5月にはシステム連携が可能な状態で現場導入が可能になる予定だ。
さらに、他の上位システムとの連携をより容易にするため、4月末には自動搬送ロボットと上位システムとのシステム連携をクラウド上で検証できるクラウドシミュレータの提供も開始する。

APIでは、タスクの実行、監視、ロボットの状況監視などが可能となるほか、状況監視や通知機能などの新機能を追加していく考えだ。

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