株式会社両備システムズは、IPカメラとAI画像解析技術を活用したバース在車検知システム「IT-Parking for Truck(アイティ-パーキング フォー トラック)」の提供を開始した。
「IT-Parking for Truck」は、AI画像解析によりトラックの在車状況を自動検知するシステムだ。トラックの前部だけでなく、後部からの車両形状に対応し、正確に識別する。
そして、バースごとの入出庫・滞留時間をリアルタイムで可視化することで、荷待ち時間の短縮や場内運用の最適化を支援する。
また、遠隔監視・運用機能が搭載されているため、現場の常駐人員を減らしつつ、複数バースの運営を一括で効率管理することが可能だ。

なお「IT-Parking for Truck」は、同社が提供するバース入退場管理システム「R-Teams(アール チームス)」など、他の物流ソリューションと組み合わせることも可能だ。これにより、入場から退場までの場内運用全体をトータルで見える化・最適化する構成を実現する。
今後は、複数拠点での統合管理、無人化支援、防犯活用など、多面的な用途への展開を視野に入れ、さらなる製品の機能向上と導入拡大を進めていくとしている。
また、2025年7月23日~25日に東京ビッグサイトで開催される「第5回 交通インフラ設備機器展」にて同製品を出展予定だ。
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