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B-EN-G、基幹業務パッケージ「mcframe」にCO2排出量計算機能を追加

ビジネスエンジニアリング株式会社(以下、B-EN-G)は、同社が開発した生産・販売・原価管理パッケージソフトウェア「mcframe 7」に、製品単位でCO2排出量を計算する機能を追加したCFP(※カーボンフットプリント)ソリューション「mcframe 7 CFP」を、2023年6月より提供開始することを発表した。なお、「mcframe 7 CFP」は、単体での導入・利用が可能だ。

mcframeはパッケージソフトウェアで、他のmcframeファミリー製品との相互利用が可能。生産段階や製品企画フェーズ、経営の評価・分析フェーズまでに対応する。

「mcframe 7」は、生産管理、販売管理、購買管理、原価管理を行うパッケージで、「mcframe 7 CFP」と連携することにより、原価管理を応用した製品単位のCFPの算出と分析・評価を行うことができる。

B-EN-G、基幹業務パッケージ「mcframe」にCO2排出量計算機能を追加
mcframeファミリー製品とmcframe 7 CFPの連携イメージ

これらはフェーズ1~3に分けられており、フェーズ1~2では、「mcframe 7」の原価計算機能を応用した原材料や工程に基づく排出量計算や、CFP算出、CFPの標準値と実績値の差異把握や速報値の算出、シミュレーション、分析・評価を行う。

フェーズ3では、製品企画・設計段階から環境負荷を評価し、CFPを定量的にシミュレーションする。

また、IoTソリューションによりCFP関連データを実測・モニタリングしたり、実測データをインベントリデータや配分基準などの精度向上にも活用していく。

今後は、製造コストと環境負荷のバランスから意思決定できるよう、経済性(製造コスト)と環境性(CFP)を定量的に評価できる仕組みを構築していくのだという。

※CFP(カーボンフットプリント):Carbon Footprint of Productsの略称で、商品やサービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの排出量をCO2に換算して、商品やサービスに分かりやすく表示する仕組み。LCA(ライフサイクルアセスメント)手法を活用し、環境負荷を定量的に算定する。出典元:(経済産業省)

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