中部電力株式会社、中部電力ミライズ株式会社、株式会社デンソーは、BEV(Battery Electric Vehicle)を活用したエネルギーマネジメントシステム(以下、EMS)の試験導入を開始する。
中部電力ミライズは、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(以下「CCC」)と共同で、コミュニティ施設「Karuizawa Commongrounds」内の書店やカフェなどの店舗、近隣の居住エリアに太陽光発電設備を設置するとともに、充放電機能を有するBEVを導入する。
このBEVは、コミュニティの利用者を対象としたカーシェアの車両および、コミュニティ内の電気の需給に合わせて、再生可能エネルギーを充放電する蓄電池として活用される予定だ。
EMSは、BEVとコミュニティ内の書店・カフェなどの店舗の空調を制御対象とする。
また、AI技術を活用した電力需要予測、太陽光発電予測、BEVのSOC(充電率や充電状態を表す指標)予測、カーシェア予約情報等に基づき、最適なBEV充放電や空調運用を行い、環境性向上を目指す。
3社は、普及拡大が見込まれるBEVを用いて再生可能エネルギーのさらなる導入を目指すとしている。
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