アスエネ株式会社は、同社が運営する、CO2排出量見える化・削減・報告・報告クラウドサービス「アスゼロ」において、SAPとのモジュール連携を開始した。
「アスゼロ」は、企業・自治体を対象に、温室効果ガスの排出量算定と報告の国際・世界基準「GHGプロトコル」における、Scope1-3の、サプライチェーン全体のCO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスと、コンサルティングを提供している。
「アスゼロ」は、CO2可視化サービスとして3,000社以上の企業に導入されているが、CO2可視化・削減における課題として、「社内システムから自動でデータを連携したい」「入力ミスや工数を削減したい」という要望が多くあったとしている。
特に、日本においては、製造業をはじめとする上場・大手企業がSAPの導入により、業務プロセスの標準化やデータの一元管理を行っているため、活動量データの連携によるCO2排出量算出の効率化も必要不可欠な機能であったのだという。
今回、さまざまなSAPとのモジュール連携ができるようになり、「アスゼロ」を通じたCO2排出量の可視化の自動化ができるようになった。
例えば、企業が有する調達資材や金額のデータを「アスゼロ」に取り込み、Scope3のカテゴリ1などの情報を自動で連携できる。
企業が持つ任意のデータを「アスゼロ」の原単位として扱うことで、活動量データとの紐付けが可能になる。
また、「アスゼロ」のデータをSAPに取り込むこともできるため、相互のデータ連携が可能だ。
今後は、より多くの管理ツールとのAPI連携を予定しているという。
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