J-CIRCULARS、廃棄物可視化ツール「サーキュラーレポート」を排出事業者向けにリリース

近年、エネルギーコストの上昇や原材料費の高騰、サーキュラーエコノミーへの対応が求められる中、排出事業者にとって廃棄物に関連するコスト削減や環境対応のニーズが日々高まっている。

しかし、その取り組みを行う上で、多くの排出事業者が廃棄物に関するデータ集計やその活用に悩んでいるという状況も見受けられる。

こうした中、J-CIRCULARS株式会社は、廃棄物マネジメントツール「サーキュラーレポート」をリリースした。

「サーキュラーレポート」は、廃棄物の排出量、リサイクル率、CO2排出量などを数値化し可視化することで、排出事業者の廃棄物に関連するコスト削減、コンプライアンス遵守、環境対応推進等の取り組みをサポートするツールだ。

また、「サーキュラーレポート」は、サマリーレポートと詳細レポートで構成されている。

サマリーレポートでは排出事業者が自ら排出した廃棄物の排出量や月次推移、リサイクル率、廃棄物処理から発生するCO2排出量などを確認できる。

詳細レポートでは、サマリーレポートの各データを、さらに排出品目や処分方法別にフィルタをかけてデータ確認が可能だ。

このレポートを通じて、排出事業者が自社の排出する廃棄物をより正確に把握・分析し、廃棄物処分費の削減、コンプライアンス順守、排出CO2算定・低減などの取り組みを推進するとしている。

ユーザである排出事業者は、J-CIRCULARSが発行する顧客ごとのIDとパスワードを使ってサーキュラーレポートにアクセスすることができる。

可視化が可能なデータは、J-CIRCULARSグループに処理委託を行っている廃棄物データに限定されるが、他社に処理委託をしている廃棄物についても、マニフェストデータを提供することでレポートでの可視化が可能だ。

まずは、J-CIRCULARSグループ(大和エネルフ及び中部クリーンシステム)と取引のある排出事業者向けにサーキュラーレポートの提供していく予定だ。

将来的には、同社グループ顧客でない排出事業者や管理会社への展開も検討するほか、必要に応じてさらなる機能拡充も検討するとしている。

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