株式会社トラース・オン・プロダクトは、同社が開発した日本市場向けのAI電力削減ソリューション「AIrux8」(以下、「AIrux8」)を、丸紅情報システムズ株式会社(以下、MSYS)へ日本における戦略販売パートナーとして、2024年4月より提供を開始する。
「AIrux8」は、企業のエネルギー使用を効率化し、環境負荷を軽減する新しいソリューションだ。施設内の混雑状況や不在状況などのデータを人感センサを通じて取得し、AIで解析。その結果をもとに空調・照明(調光照明)を自動調整し、無駄な電力をカットする。
具体的な仕組みとしては、まずエアコンで室内温度と設定温度をチェックし、次にインターネットから外気温を取得する。その情報をもとに、エアコンのオンオフ・温度・風量調節を自動で行う。
さらに、施設内の調光照明設備とも通信し、時間帯、営業稼働日、季節により照明の明るさも自動制御する。
「AIrux8」の導入により、外気温に合わせて緩やかに温度調整を行うことができ、消費電力を抑えることが可能になる。
また、人感センサにより人の動きもチェックできるため、空間の混雑状況に合わせてエアコンや照明のオンオフ、エアコンの温度調節を自動的に行い、無駄なエネルギーをカットすることが可能だ。
トラースは現在、MSYSをはじめとする企業との販売パートナーシップを進行中で、日本市場での展開を強化する予定だ。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。