国際航業株式会社は、日本リビング保証株式会社と提携し、国際航業が再エネ関連事業者向けに提供する、月額制クラウド型の太陽光・蓄電池経済効果シミュレーションサービス「エネがえる」シリーズにおいて、「経済効果シミュレーション保証」の提供を開始する。
「エネがえる」は、国際航業が太陽光・蓄電池関連事業者向けに提供する、太陽光(蓄電池併設も対応)の経済効果を診断する、月額制使い放題のクラウド型シミュレーションサービスだ。
今回新たに提供される「経済効果シミュレーション保証」は、「エネがえる」を利用して算出した経済効果シミュレーションに基づいて産業用・住宅用太陽光発電システムを導入したにもかかわらず、対象機器の稼働率が低下し、これによって年間発電量実績が年間補償発電量を下回った場合、支払限度額を上限として、その損害を補てんするサービスだ。

保証対象事由としては、「対象機器の製品瑕疵または設計不備もしくは施工不備があること」「対象機器の仕様等で意図された機能、効能、目的もしくは条件を発揮または充足しないこと」だ。
太陽光発電システム購入者にとってのメリットとしては、投資回収期間および電気代削減額の効果が明確になるほか、シミュレーションをもとにした事業計画で資金調達ができる点が挙げられている。
また、販売施工会社・メーカーのメリットとしては、シミュレーションと経済効果を保証する仕組みをセットにすることで、顧客に対して明確な説明が可能になる点だ。
サービス期間は原則10年間で、最長20年間。支払限度額は、住宅用・低圧システムの場合は、最大1,000万円で、産業用・高圧システムの場合は、最大3,000万円となっている。
なお、「経済効果シミュレーション保証」は、国際航業の「エネがえる」シリーズ全プロダクトの契約企業を対象に、有償オプションサービスとして展開されるとのことだ。
今後は、同サービスのオプションとして「盗難補償・災害補償プラン」等を展開する予定だ。
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