2019年6月16日Mastercardは、スマートスピーカーにとって初めての音声スキル、「Priceless Experiences」を発表した。
Mastercardのカード会員のみが利用可能なPriceless Experiencesでは、住んでいる場所や旅行している都市での様々なアクティビティにアクセスすることができる。
顧客が休暇中に旅先でのイベントやアクティビティをスマートスピーカーを通して検索したり、顧客の家の近くのレストランや、Priceless.comが提案する体験をスマートスピーカーを通してアクセスすることができる。
ニューヨーク、マイアミ、ロサンゼルス、ボストン、シカゴなどの都市で、「Open Priceless Experiences」とスマートスピーカーに話すことで利用ができる。2020年に米国以外の都市での利用を計画している。
Mastercardの Chief Marketing and Communications OfficerであるRaja Rajamannar氏は、「デジタル時代は私たちの暮らし、買い物、そして支払いの方法を変え続けています。すでに何億もの人々がスマートスピーカーを使っており、ボイスショッピングだけで2022年までに400億ドルに達するでしょう。
マイアミのデザイン地区でプライベートアートコレクションを見学したり、有名なLAレストランで食事をしたり、世界初の都会の屋上ブドウ園を訪れたりして、貴重な体験を楽しめます。Mastercardがグローバルなスキルを構築するにつれて、北京の紫禁城宮殿の舞台裏をのぞいたり、BRIT賞へのVIPチケットを得るなどの経験を加え続けるでしょう。」と述べた。
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