ソニーは、完全ワイヤレス型ヘッドホンの新製品、「WF-1000XM4」を発表した。
「WF-1000XM4」は、ノイズキャンセリング機能を向上させるため、信号処理能力を向上させたノイズキャンセリングプロセッサーとBluetoothオーディオSoCを統合した新開発のワイヤレスチップ「統合プロセッサーV1」を搭載している。
また、ヘッドホンの外側と内側に配置した2つのセンサーでノイズを集音する「デュアルノイズセンサーテクノロジー」と、振動板を搭載した6mmドライバーユニットにより、低域の再生能力とノイズ低減効果を強化している。
さらに、風を検知すると、マイクが自動でオフとなり風ノイズを低減する機能も搭載している。
ハイレゾ音質に関しては、LDAC対応することにより、Bluetoothで多くの情報量を伝送できるため、原音の細かい表現まで再現される。
また、AI技術を活用した高音質技術DSEE Extremeにも対応しており、スマートフォンなどで再生するMP3やCD、ストリーミングなどの圧縮音源を、最適なハイレゾ相当の音にアップスケーリングする。
通話機能に関しては、複数のマイクとセンサーを制御し、高度な音声信号処理を行う「高精度ボイスピックアップテクノロジー」を搭載している。
加えて、「スピーク・トゥ・チャット」機能により、装着中にユーザーが声を発すると、ヘッドホンが声を自動で認識し、音楽を一時停止すると同時にノイズキャンセリング機能から外音取り込み機能に切り替え、ヘッドホンを外さずに会話ができる。ユーザーの声を周囲の音と区別は「高精度ボイスピックアップテクノロジー」により認識している。
また、「アダプティブサウンドコントロール」では、スマートフォンに専用アプリをインストールしておけば、スマートフォンの各種センサーを使い、認識したユーザーの行動に合わせてノイズキャンセリング機能や周囲の音の取り込み方を自動で切り替えることができる。さらに、イコライザー設定をしておくと、AIが自宅や職場、カフェなど、ユーザーが頻繁に訪れる場所を認識し、訪れた場所に合わせて設定が自動で切り替わる。
ハードウェアは、ヘッドホン本体の小型化、急速充電、防滴性能を備えている。また、タッチセンサーと音声アシストを搭載しており、タッチ操作や音声で操作することができる。
https://youtu.be/LAyArUevUqA
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