建設・製造・物流といった各種現場では、ウェアラブルカメラを導入した遠隔業務が推進されている一方、カメラ性能や通信の問題から、遠隔支援業務の改善が思うように進まないという現状がある。
そうした中、JFE商事エレクトロニクス株式会社(J商エレ)は、遠隔業務を支援するクラウド型軽量ウェアラブルカメラ「LINKEYES(リンクアイズ)」を、2022年10月より販売開始する。
「LINKEYES」は、ティ・エム・エフ・アース株式会社(TMFアース)が提供するクラウド型軽量ウェアラブルカメラだ。
LTE・4G回線で専用クラウドに伝送されたハイビジョン映像を、ユーザは有線または無線により閲覧が可能。これにより、詳細部分までが歪みなく鮮明に確認することができる。

さらに、専用クラウドには、映像の一括管理等を可能にする映像統合管理システム・ソフトウェア「VMS」を搭載しており、標準で30日間の録画が可能だ(一日8時間の利用)。
通信は、JFE専用のシェア・クラウドを利用した仮想プライベートネットワーク「VPN通信」が活用されている。
今後は、「LINKEYES」に取り付けて使用できる小型カメラやグラスカメラといった追加オプション用品を2022年12月に発売を予定している。

なお、「LINKEYES」は、2022年10月26日~28日に幕張メッセで開催される「IoT&5Gソリューション展[秋]」にて紹介される。
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