HTC NIPPON株式会社は、VIVEの最新XRデバイス「VIVE XR Elite」の販売を開始した。
同デバイスは、オールインワンXRヘッドセットとして利用するだけでなく、モジュールを付け替えることでVRグラスとして持ち運んで利用することもできる。
また、人間工学に配慮したコンパクトなデザイン、重量バランスに加え、無段階のIPD(瞳孔間距離)調整や焦点距離ダイヤル機能を採用している。110°の広視野角、4Kの解像度、90Hzのリフレッシュレートによる映像を楽しむことができる。
フルカラーRGBカメラによるパススルーにも対応しており、リアルとバーチャルを融合している。4つの広角トラッキングカメラを搭載しているほか、リアルタイムオーバーレイを取り入れたゲームやトレーニングが可能となっており、普段使用しているキーボードやマウスとバーチャルスクリーンを組み合わせて、ワークステーションを構築することもできる。
さらに、無料の「VIVEストリーミング」ソフトウェアを組み合わせることで、PC VRゲーム体験をワイヤレスで行える。また、対応Androidスマートフォンと連携させて、動画やゲームなどのスマートフォン向けコンテンツを同デバイスにワイヤレスでストリーミングし、実質300インチのパーソナルシアターで鑑賞することもできる。
バッテリーはホットスワップ対応で取り外しができるため、体験を中断することなく別の電源やバッテリーに付け替えられるほか、ハンドトラッキングにも対応している。今後はフェイストラッカーおよびアイトラッカーパーツも発売する予定とのこと。
なお、同デバイスのメーカー希望小売価格は、179,000円(税込)となっている。
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