フィナンシェ、Chainlink VRFを採用しFNCTステーキングの安全性と公正性を向上

株式会社フィナンシェは、Chainlink Foundationとの技術提携を開始し、フィナンシェが発行する暗号資産FNCT(フィナンシェトークン)のステーキング機能において 「Chainlink Verifiable Random Function」(以下、Chainlink VRF)を導入し、バリデータ選定のガバナンスおよびセキュリティを強化することを発表した。

FNCTは、ブロックチェーンを利用したトークン発行型クラウドファンディングサービス「FiNANCiE」を活用し、スポーツクラブやクリエイターのコミュニティを活性化するサポーターへ更なるメリットを提供することを目的に設計・開発された暗号資産だ。

FNCTステーキングは、「FiNANCiE」で発行・利用されるCT(コミュニティトークン)の透明性や価値を担保するために、定期的にブロックチェーン上に取引履歴を記録する作業を行い、その報酬としてFNCTが得られるサービスだ。

「Chainlink VRF」は、ブロックチェーン上で検証が可能な、乱数生成や改ざん防止ができるサービスだ。

リクエスト時にはまだ未知であるブロックデータと、オラクルノードが事前に整合させた暗号キーを組み合わせ、乱数と暗号証明の両方が生成される。

FNCTステーキングのスマートコントラクトでは、有効な暗号証明を持っている場合にのみ、乱数の入力を受け付けるようになっており、暗号証明は「Chainlink VRF」プロセスが改ざんできない場合にのみ生成される。

この仕組みにより、FNCTステーキングではバリデーターが公正に選出されており、外部の何者かによって改ざんされていないことが、オンチェーンで自動的かつ検証可能な方法で保証される。

今後は、外部パートナーが、FNCTステーキングのバリデータとして参加することが予定されており、報酬が発生するバリデータの選定が公平に行われたことの証明を可能とする「Chainlink VRF」を導入することで、安全かつ安心してステーキングに参加できる環境を構築していくとしている。

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