本日NECソリューションイノベータは、2018年に提供を開始した「顔認証なりすまし防止ソリューション」に、利用者が端末等を操作することなく認証する機能と、マスク着用時の認証機能を追加し、提供を開始する。
「顔認証なりすまし防止ソリューション」は、顔の特徴量を格納したQRコードとカメラで撮影した顔画像によって、個人情報を認証端末と顔認証サーバ内に保持しない方法で顔認証を行うことができるサービスだ。
今回の機能強化により、Bluetooth Low Energyを用いてスマートフォンに格納する顔特徴量データとカメラで撮影した顔を照合し、ハンズフリーで顔認証ができるようになった。従来機能のQRコードをかざす作業が必要なく、スマートフォンを保持しているだけで本人確認を行うことが可能だ。
また、マスク対応の顔認証エンジンを採用したことで、マスクを着用したままでも本人確認を行うことができるようになった。

顔認証なりすまし防止ソリューションの特長
スマートフォンを携帯しているだけで顔認証が可能
BLE通信を使用し、スマートフォンを保持していれば、非接触で本人確認を行うことができる。また、ネットワーク環境が整っていない場所でも使用可能だ。
個人情報である顔特徴量は利用者所有のスマートフォンで管理
顔認証の際に必要な顔特徴量は利用者所有のスマートフォンに保存されるため、個人情報の保管が不要。
マスクを着用したままで顔認証が可能
NECの顔認証エンジン「NeoFace」を採用しており、マスクを着用したままでも認証を行うことが可能。
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