大容量データの高速通信が不可欠なXRサービスは、5Gの普及によりエンターテインメントだけでなくビジネスでの活用が期待されている。
KDDI株式会社は、法人向けのXRサービスを取り揃えたサイト「えらべるXR」を開設した。
同サイトは、さまざまな領域のVRやAR、MRといったXRサービスが備わっている。提供するサービスの内容は以下の通り。
- Vista Finder Mx
- au XR Door
- KDDI XR Cross Portal
- au ビジュアルガイド
- STYLY
- ZENKEI Spaces
AR技術を活用し、遠く離れた作業現場からスマートフォン・タブレット・モバイルパソコンなどで撮影した映像を生中継する遠隔作業支援システムである。リアルタイムに表示することで、直感的な指示が可能になり作業の効率化やミスの軽減を支援する。
スマートフォンのカメラ越しに現れるARのドアの先では、遠隔地の360°VR空間を体験できる。行きたい所に瞬時に行ける快適さとVR空間ならではの臨場感や没入感を提供するという。
自治体や企業自身で利用者の体験場所に応じた、最適なAR/VRコンテンツの作成・配信を行う。現地同様の体験を自宅にいながらVRで体験できるコンテンツも作成・配信ができるため、現地での体験価値向上に加え、来客の誘引にも役立つ。
オーディオガイドと同様なシーンで活用できる、スマートグラスを用いた映像による解説サービスである。仮想空間を活用したARならではの鑑賞体験や、字幕・音声ならびに手話を用いた解説を実現し、聴覚障がい者など多様な利用者のニーズに応える。
既存の3Dコンテンツを手軽にMR空間上で表現できたり、場所を選ばず空間上でプロダクトを見せたり、パーツごとの説明をテキスト表示するなど、MRコンテンツを活用することでプレゼンテーションをサポートする。
遠隔地同士でVR空間を共有できるメタバース不動産案内である。ウェブサイトに掲載したVRコンテンツから、コミュニケーションができるVR空間にスムーズに移り、リアルタイムに会話とガイドを行うことができる。
同サイトにより、企業の課題やニーズに合わせサービス導入からコンテンツ制作サポートまでを提供し、企業のDX推進へ貢献する。
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