中部電力ミライズコネクト株式会社と株式会社ローソンは、太陽光発電設備を設置して売電を行うローソン店舗約1,600店舗と、中部・関東・北海道の一部のローソン約3,000店舗の計約4,600店舗にて、スマートメータを活用した電力のモニタリングサービス「テラシテS」を、2024年10月11日より導入する。
スマートメータとは、通信機能を有し、30分毎の電気の使用量と売電量を計測した記録を遠隔で取得することが可能な記録型計量器だ。なお、アナログメータからの切換は、各電力会社(一般送配電事業者)により、2023年度中に一部を除き全国で完了している。
「テラシテS」は、スマートメータを活用した、中部電力ミライズコネクトが提供する太陽光発電実績・電力使用量のモニタリングサービスだ。
今回ローソンが「テラシテS」を導入することにより、「太陽光発電設備の稼働確認による発電ロス回避」および「店舗使用電力の管理による電力使用量の削減」が可能になり、年間約1,200tのCO2排出量の削減を目指すとしている。
また、中部電力ミライズコネクトは、今回導入する「テラシテS」を通じて、太陽光発電設備の稼働状況や電力使用量の遠隔モニタリングを行う。
太陽光発電設備の故障等による発電停止の際には、ローソンに通知し、店舗で早期対応することで発電ロス回避による発電量の最大化を図る。

また、店舗の使用電力量データを活用して、設備の稼働の見直しなどを行い、電力使用量の削減につなげるとしている。

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