SOMPOリスクマネジメント株式会社は、同社が提供する熱中症予防のための労務・熱中症管理サービス「みまもりふくろう」において、「SIM接続プラン」を2025年4月1日より提供する。
「みまもりふくろう」は、リストバンド型デバイスにより着用者脈拍と位置情報をリアルタイムに計測し、労務管理と熱中症対策をサポートするウェアラブルIoTサービスだ。
これまでは、スマートフォン等を中継器とするプランを提供していたが、これに加えて今回、中継器を介さずにデバイス単体でデータ通信ができる「SIM接続プラン」を追加した形だ。
また、「SIM接続プラン」は、SOS発信機能や転倒検知機能など、「ひとり作業」見守りに効果的な機能を有している。

着用者は、体調不良等の異常を感じた際にボタンを押したり、着用者が転倒した状態を異常として検知したりすることで、管理者に自動音声メッセージやアラートメールを通知する。
管理者は、PCの「みまもりふくろう」管理画面から着用者のデバイスに定型テキスト・メッセージを送信できる。
これを受けた着用者は、着用デバイスから管理者やグループリーダ等に、定型テキストやメッセージを送信することが可能だ。
これにより、高所作業といったスマートフォンやルータ等の中継機を持ち込めない作業現場や、会社貸与のスマートフォンがない現場、管理棟から遠く離れた場所での作業などで活用することができる。
なお、「SIM接続プラン」のリストバンド型デバイスには、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社のSIM内蔵型デバイス「mSafety」を活用している。(トップ画)
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