天地人・神明・笑農和、地球観測衛星のデータと水管理自動化による「宇宙ビッグデータ米」の栽培と収穫が完了

日本の農業では、生産者の高齢化、減少にともない、今後の供給力の低下が危惧されているほか、温暖化や気候変動の影響により、米の生産量が減少するという予測もある。

そうした中、株式会社天地人、株式会社神明、株式会社笑農和は協業し、「宇宙ビッグデータ米」の栽培を行っており、本日、宇宙ビッグデータ米の収穫の完了・順次発売を発表した。

「宇宙ビッグデータ米」は、地球観測衛星のデータや水位と水温をコントロールするシステムを活用して栽培されているお米だ。

天地人・神明・笑農和、地球観測衛星のデータと水管理自動化による「宇宙ビッグデータ米」の栽培と収穫が完了
宇宙ビッグデータ米「宇宙と美水」

具体的には、天地人の地球観測衛星のデータによる土地評価エンジン「天地人コンパス」を活用し、神明の独自品種の栽培最適地を山形県鶴岡市に決定。栽培には、笑農和のスマートフォンで水管理を自動化できる「paditch(パディッチ)」を活用し、夜間の冷たい水を何時間取り入れることが水温に影響を与えるかを意識した自動制御を行っている。

収穫された宇宙ビッグデータ米は、宇宙ビッグデータ米を神明の直営店「米処四代目 益屋」と、JAXAグッズ、宇宙食・宇宙グッズ販売をしている「宇宙の店」にて、2022年12月7日より順次販売開始する。

今後3社は宇宙データビッグ米を2023年も栽培し、さらに面積を増やして取り組む予定だ。

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