NECソリューションイノベータ株式会社は、人や車の動きのリアルタイム検出と行動検知を同時に行う「FieldAnalyst for Scene Understanding」を提供してきた。
そして本日、NECソリューションイノベータは、「FieldAnalyst for Scene Understanding」のシリーズ製品として、街中や広場、イベント会場等の混雑度・にぎわい度をリアルタイムに計測・表示する、「FieldAnalyst for Scene Understanding Light」を、2022年2月24日より提供開始することを発表した。
「FieldAnalyst for Scene Understanding Light」は、NECソリューションイノベータのAI技術により、カメラで撮影した映像から人物を検出することで、その場の混雑度・にぎわい度を計測・表示する。
「FieldAnalyst for Scene Understanding Light」の特長
混雑度を計測し、立ち入りを検知
混雑度の計測
AIによる画像分析技術により、最大20m幅(設置環境により変動)のカメラ映像内の人物を検出し、その場の混雑度を計測する。また、映像の中に複数のエリアを設定することで、エリア別の混雑度計測が可能。
特定エリアの立ち入りを検知
一般の人が入れないエリアなど、予め指定した特定エリアにおいて、人物の立ち入りを検知する。これにより、街中の立ち入り禁止エリアや、マンション・団地などの一般管理エリアへの立ち入りを監視することができる。

インストールPC以外からも混雑状況の表示が可能(オプション機能)
グラフ表示機能により、モバイル端末やPCから、インターネット経由で混雑状況の推移を確認することができる。また、REST Webサービスとの対話を可能にするAPIである「REST API」外部出力機能により、他のシステムやホームページに計測データを取り込み、混雑状況の表示が可能だ。
システム導入
学習済みの検知エンジンを搭載しているため、PCにインストールし、現地でカメラ映像に合わせてチューニングすることで利用することができる。これにより、短期間(最短2週間から)での運用開始を支援。また、既設のネットワークカメラを活用できるため、初期費用を抑えて導入することが可能だ。
個人情報やプライバシー配慮
カメラ映像・画像を保存せず、かつ個人特定可能な特徴量データも作成せずに、撮影した画像をリアルタイムで処理し、対象エリアを分析することができる。
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