ローソンが初出展、「共創」で目指す未来型コンビニ —CEATEC JAPAN 2018レポート1

「ウォークスルー決済」を体験

ローソンが初出展、「共創」で目指す未来型コンビニ —CEATEC JAPAN 2018レポート1
「ウォークスルー決済」体験コーナーの陳列棚。CEATECの開催中、来展者は実際に商品を購入することができる。RFIDタグが貼付されている場所は、商品の底面や透明のプラスチックの蓋の表面などさまざま。

次は、「ウォークスルー決済」の体験コーナーを紹介する。

商品にはすべて電子タグ(RFID)が貼付されている。その商品を買い物袋(ローソンのエコバッグが配られた)に入れて出口へ向かい、スマートフォンのアプリ画面に表示されるQRコードを読み取り機にかざす。

そして、7秒以内に商品を入れたバッグをRFID読み取り用の専用レーンに通すことで、自動的に決済が行われる。レシートはアプリから確認できる。

来展者は事前にアプリをダウンロードし、クレジットカードの登録などを行っておけば、実際に買い物をすることが可能だ(商品は3点まで。また今回のデモの場合、RFIDタグのシールは出口で回収される)。

ローソンが初出展、「共創」で目指す未来型コンビニ —CEATEC JAPAN 2018レポート1
QRコードを読み取り機にかざしている様子。奥に見える、青色の線がある壁の下の部分がRFID読み取り用の専用レーンとなっている。
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(左)「ウォークスルー決済」専用アプリのQRコード、(右)決済が行われた後のレシート

「ウォークスルー決済」の実用化に向けたカギはRFIDタグの普及にある。現実的には、RFIDを貼付する分だけ商品の仕入れ価格が上がるために、店舗側として簡単に導入するわけにはいかない。RFIDを導入するメーカーが増えればコストも下がり、実現に近づくと期待される。

「今回の展示を体験して、RFIDタグはやっぱり必要だ、RFIDタグが普及した社会はすばらしい。そう思ってくれるようなきっかけになれば嬉しい」と株式会社ローソン 経営戦略本部 オープン・イノベーションセンター マネジャーの宮田尚武氏は説明する。

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ローソン「未来型コンビニ」のパートナー企業

「ウォークスルー決済」のシステムは、マイクロソフトのIoTプラットフォーム「Microsoft Azure」によって構築されているという。また、使われているRFIDタグはサトーホールディングスが提供。商品にRFIDを貼付する自動機械は大王製紙グループのダイオーエンジニアリングが提供している。

このようにさまざまなパートナー企業と創られたローソンの「未来型コンビニ」が、IoTによるビジネス創出の可能性を強く感じさせてくれる。

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SHOWROOM株式会社とローソンが共同開発した「バーチャルクルー」(仮想の店員)がお出迎え。ローソンの未来型コンビニでは、こうしたバーチャルクルーがさまざまな場面で顧客をサポートするという。

【関連リンク】
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