PRODRONE・KDDI・志摩市など、シングルローター型ドローンによる長距離物流実証実験を開始

近年、ネットショッピングなどによる物流量が増加している一方、人口減少や高齢化に伴う物流分野における労働力低下により、新たな物流システムへの需要が高まっている。また、気象災害や地震災害時においても、緊急時の迅速かつ円滑な物流を実現するための新たな手法が求められている。このような状況の中、国からもドローンを活用した目視外飛行や自律飛行を含む運航管理システムの社会実装が求められている。

株式会社プロドローン(以下、PRODRONE)、KDDI株式会社、三重県志摩市、愛知県蒲郡市、静岡県御前崎市は、3市2社が協力して推進するドローン長距離物流実証実験に関する協定を締結した。同実験では、最長約175kmを自動飛行するシングルローター型ドローンによる長距離物流の実証を開始する。PRODRONE・KDDI・志摩市など、シングルローター型ドローンによる長距離物流実証実験を開始

同実験を通じて確認するソリューションは、以下の3つである。

  1. ドローンによる中長距離物流において、現在の中長距離物流の代替可能性
  2. 地方都市間を結び、地場産業支援となる物流システムの可能性
  3. 緊急時、災害発生時の緊急物流インフラの可能性

同実験においてPRODRONEは、長距離飛行可能な重量物運搬専用機体(シングルローター型ドローン、ガソリンエンジン)開発を担う。合わせて輸送の他にも、緊急時の撮影や映像配信サービスなどが遠隔地にいてもオペレーション可能にできる無人機飛行システムを用いて、物流サービス会社などへプラットフォームの提供を目指す。

また、KDDIはドローンの産業適用拡大に向けて、携帯通信ネットワークを用いた目視外飛行を実現するスマートドローンプラットフォームを活用し、社会実装フェーズとなる2019年度からは、点検、物流領域での事業構築を積極的に進めている。ドローンの広範囲、かつ長距離の飛行には携帯通信ネットワークは必須となり、今年度よりサービス開始する5Gにより、適用の幅はさらに拡大していく予定である。

Previous

NEC、地方公共団体向けのクラウドサービス「NEC 公共IaaS」を提供開始

国見町とKDDI、イノシシ被害低減を目的としたIoT自動捕獲の実証実験を開始

Next