KDDI、健康・医療のDX推進を目的とした健康管理アプリ「ポケットヘルスケア」を開発

日本の平均寿命は、医療介護分野の技術革新などにより、男女ともに過去最高を更新し続けている。人生100年時代が現実的なものとなるなかで、一人ひとりの健康を支える環境づくりの必要性がますます高まっている。

しかし、新型コロナウイルス感染症により、感染拡大の防止のために「不要不急の外出自粛」や「3密(密閉・密集・密接)回避」といった、新しい生活様式の実行が求められることとなった。新しい生活様式の広がりは、感染拡大に効果を示す一方で、外出自粛に伴う日々の活動量の急減など健康維持のための環境は悪化している。

また、慢性疾患を抱える方や体調不良を感じている人が感染への不安や外出自粛の要請を真摯に受け止めるあまり、本来必要な受診を控えている実態も報告されている。医療機関側においても、受診控えによる患者数の減少により経営が困窮し、廃業や規模の縮小を余儀なくされているという報告もあり、地域医療を担う要が危機に瀕している。

KDDI株式会社は、スマートフォンを活用した健康・医療のDX推進を目的とした健康管理アプリ「ポケットヘルスケア」を開発し、2020年11月下旬から東京都豊島区と共に実施する東京都主催の「令和2年度 東京都次世代ウェルネスソリューションの構築事業」において活用する。

同アプリでは、歩数・体重・脈拍などの「健康データ」の管理機能や、健康データと健康診断・採血検査の結果データをもとに生活習慣病の発症リスク度を提示する「健康スコア」、利用者が自覚症状を複数の質問に回答することで適切な受診先を提示する「AI受診相談」、近隣の医療機関情報を提示する「医療機関検索」の機能などをパートナー企業と連携し、提供する。

これにより、日頃の健康管理が同アプリ1つで可能になる。また、都公募事業での利用実績を踏まえ、2021年4月以降、同アプリの商用提供を目指していく。

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