5Gの本格的な普及期に入り、企業や自治体などにおける活用が加速度的に進む中、さまざまなニーズに対応する5Gソリューションを創出・普及させる基盤となるエコシステムの構築が必要となっている。
ソフトバンク株式会社は、企業や自治体など、社会全体で5Gの活用を加速させることを目指して「ソフトバンク5Gコンソーシアム」を設立し、5Gコンソーシアム会員の募集を開始した。
同コンソーシアムは、ソフトバンクとさまざまな領域の事業会社や5G関連パートナー、外部有識者などが連携して、5Gの活用ニーズが高い領域ごとに先進的なモデルケースを作り、それを基に実用性かつ汎用性が高い5Gソリューションの開発・商用化に取り組み、5Gの社会実装の加速を目指すものである。
「ワーキンググループ」と「5Gコンソーシアム会員」の2つから構成されており、ワーキンググループには、さまざまな領域の事業会社や5G関連パートナーがメンバーとして参加する他、アドバイザー(外部有識者)が協力し、それぞれの知見を生かして実証実験などを推進する。
具体的には、5Gを活用するニーズが特に高いと考えられる「製造」「運輸」「建設」「医療」「スマートシティ」の5つの重点テーマのワーキンググループを設置し、実証実験などを通して5G活用のモデルケースを作り、その領域全体に展開できるソリューションの開発・商用化に取り組む。
5Gの導入を検討する企業や自治体などが加入できる5Gコンソーシアム会員では、会員費無料でワーキンググループの最新情報を受け取れる他、勉強やワークショップなど各種イベントへの参加が可能で、5Gの利用に関する理解を深めることができる。
なお、同コンソーシアムは、2019年2月14日に設立した法人パートナープログラム「ONE SHIP」内に設立する。
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