KDDI株式会社は、衛星ブロードバンドインターネット「STARLINK BUSINESS」の提供プランを、2023年7月1日より6つのプランにリニューアルする。
これにより、インフラの冗長化やイベント利用など、利用目的に合わせてデータ量を選択できるようになった。
「Starlink」は、スペースXが開発した、高速・低遅延の衛星ブロードバンドインターネットだ。
「Starlink」の通信衛星は、高度550kmの低軌道上に配置されており、従来の静止軌道衛星に比べて、地表からの距離が65分の1程度と大きく近づくため、大幅な低遅延と高速伝送を実現している。
KDDIは、「Starlink」を活用した法人向けのサービス「STARLINK BUSINESS」を提供している。専用の高性能アンテナを使用するため通信速度が速く、また通信帯域が個人用サービスよりも優先される。
「STARLINK BUSINESS」は、すでに自治体や建築現場などにおいて、自然災害時の緊急通信インフラや、通信環境の整備が困難なエリアでの通信インフラとして利用されている。
そして今回、利用目的に合わせてデータ量を選択できるよう、ビジネス固定プラン3つ、ビジネス移設プラン3つの6つのプランの提供が開始された。
また、「STARLINK BUSINESS」は、事業所のネットワーク(既存回線)との冗長化や、アクセス方法を選択できるインターネットサービス「KDDI Flexible Internet」と合わせての利用も可能だ。
![KDDI、衛星ブロードバンドインターネット「STARLINK BUSINESS」の提供プランをリニューアル](https://iotnews.jp/wp-content/uploads/855c7af85cfd43579e8f220a669bb874.jpg)
さらに、非常用電源、クラウド電話など、さまざまなソリューションをセットにすることもできる。
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