ラトックシステム株式会社は、SB C&S株式会社と協業し、プリペイド型グローバルIoT回線サービス「1NCE (ワンス)IoT フラットレート」(以下、1NCE)を活用した取り組みを開始する。
なお、「1NCE」は、ソフトバンク株式会社が日本を含むアジア19カ国・地域において、独占的に取り扱っている。
「1NCE」は、センサ機器などの既存デバイスにSIMカードを組み込むことで、これまで目視で行われてきた確認作業やさまざまなデバイスの管理・点検を自動化する。
各センサから取得したデータは、「1NCE」を通じてクラウドやデータベースに自動送信され、管理者はそれらのデータを手元のPCやタブレットで一元管理することができる。
価格は、10年間一括で税込2,200円で、SIM料金、500MBのデータ量、250通のSMS送信が可能。通信規格は、2G、3G、4G/LTE-M、NB-IoT、LPWAに対応している。
IoTデバイスからデータを受け取り、クラウドサーバに送信するまでに必要となる様々な機能が標準パッケージに含まれている。
さらに、国内外を問わず、150ヵ国以上のサービス提供エリアで追加料金が不要だ。
今回の協業により、SB C&Sは、センシング対象や取得データの選定、それらを実現する機器の設計・開発から活用までのサービスの提供を目指す。
ラトックシステムは、デバイスに通信機能を付加するための組み込みハードウエアの開発、ファームウエア開発をサポートする。

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