KDDI株式会社は、国内向けIoT通信サービス「KDDI IoTアクセス」の提供を、法人向けに2024年3月29日より開始した。
このサービスは、KDDIがLTEネットワークサービスやデバイス、アプリケーションの開発・保守運用を提供し、そこにソラコムのIoTプラットフォームを組み合わせたIoTサービスだ。
つまり、ソラコムのIoT回線管理プラットフォームをユーザインターフェースとして、KDDIネットワークを利用できる仕様だ。
例えば、通信回線の利用状況確認や回線追加、解約などの一括管理が可能で、保守運用に関する問い合わせもユーザーコンソールで対応できる。さらに、各機能はAPIで提供されるため、顧客のシステムと連携することが可能だ。
また、ソラコムのオプションサービスを活用して、顧客に最適なサービスの組み合わせを提供することで、さまざまなDX・IoTのユースケースに対応する。
さらに、ソラコムのIoTプラットフォームを活用したKDDIのIoT向け国際ローミングサービス「グローバルIoTアクセス」とサービス基盤を共通化することで、開発・維持費用を削減し、低価格を実現したのだという。
加えて、KDDIが提供するネットワークサービス「KDDI Wide Area Virtual Switch 2」および「KDDI Wide Area Virtual Switch」への閉域網接続が可能で、セキュアな環境で利用できるとのことだ。
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