KDDI、「KDDI IoTアクセス」「グローバルIoTアクセス」で生成AIでのサービス影響分析が可能に

IoTを活用する場合、無線強度が不安定な端末や、本来移動しないはずのデバイスが移動したなどのSIMの異常動作の際に、自社のサービスや運用への影響を調査する必要がある。

また、こうした調査には、通信事業者のログ情報などを基にした複雑なデータ解析が必要であり、調査・実施は専門知識を有した通信事業者人財に限られていた。

そこでKDDI株式会社は、同社が展開するビジネスプラットフォーム「WAKONX」のNetwork Layerにおいて、KDDIのグループ会社である株式会社ソラコムが提供する、生成AIを用いて自然言語で問い合わせするとサービス影響を分析できる機能「SORACOM Query Intelligence」と、IoTネットワークサービス「KDDI IoTアクセス」「グローバルIoTアクセス」を連携し、先進技術の検証目的の利用を受け付け開始した。

今回の連携により、「KDDI IoTアクセス」「グローバルIoTアクセス」を利用中の顧客は、自然言語でIoT回線サービスの影響や蓄積したデータに関する問い合わせの結果を、テキストや図表で受け取ることができるようになった。

顧客はデータの照会や検索を実行でき、他のユーザデータと統合することによる管理や解析を行うことが可能になる。

例えば、「接続・切断の頻度が高いSIMを一覧表示してください」と質問することで、接続が不安定なデバイスをリストアップし、原因の特定や対策の検討に役立てることができる。

また、グローバルIoTアクセスにて「特定のキャリアに接続した履歴のあるSIMを地図上に表示してください」と質問すれば、特定のキャリアに接続できず、別のキャリアの組み合わせが必要なエリアのレポートを生成するなど、IoTシステム管理者の分析やトラブルシューティング業務をサポートする。

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