株式会社アクセルラボと三協立山株式会社 三協アルミ社は、アクセルラボのスマートホームサービス「SpaceCore」と三協アルミ社の電動シャッターが連携したことを発表した。
SpaceCoreでは、居住者の利便性向上を目的として、国内外のさまざまなスマートホーム機器や住宅設備と連携・協業を行なっており、現在20種類以上のスマートホーム機器と19社の住宅設備メーカーと連携している。2023年1月には、三協アルミ社の電気錠との連携も発表している。
今回の連携により、SpaceCoreのHA端子アダプターと三協アルミ社の電動シャッターを接続することで、SpaceCoreのアプリやスマートスピーカーから三協アルミ社の電動シャッターの操作が可能となった。
また、SpaceCoreに搭載された、機器や住宅設備をあらかじめ設定した条件に応じて自動操作する「ルール操作」や、複数の機器や住宅設備を一括で操作する「シーン設定」を活用することで、あらかじめ登録した条件に応じて、照明・エアコンなどの家電やスマートホーム機器、他の住宅設備と合わせた統合的な操作が可能となる。
留守中でも電動シャッターをSpaceCoreアプリから遠隔で開閉することができるため、万が一閉め忘れた場合でもスムーズに操作できる。空き巣は侵入方法として窓ガラスを壊して侵入経路を作るが、外部からのこじ開けが非常に難しい電動シャッターは、侵入を防ぐ効果も期待されている。さらに、台風や強風時に室内にいながらSpaceCoreからワンタッチで操作できるため、雨に濡れたり風に吹かれたりすることなく安全に自然災害への対策が可能となる。
電動シャッターとの接続には、アクセルラボが提供するIoTゲートウェイ「スマートステーション」とHA端子アダプターが必要となる。
スマートステーションは、各種センサー、カメラなどの対応デバイスを直接インターネットに繋ぐことなく、遠隔操作や連動した一括操作を行うことができるゲートウェイ製品だ。一方のHA端子アダプターは、HA端子を有する機器のON/OFFの制御や状態確認を行うことができ、電気錠・シャッター・床暖房・給湯器などの住宅設備や集合エントランスを操作することができる。最大3台まで接続可能だ。
これらの機器を接続することによって、SpaceCoreのアプリからの開閉や、他のSpaceCoreのスマートホーム機器と連携が可能となる。
なお、今回の連携は、以下のスチールシャッター電動タイプが対象となる。
- マディオシリーズ
- スマージュⅡシリーズ
- 防火サッシF型シリーズ
- 防火窓アルジオ
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