セコム、救急通報・安否確認ができる高齢者向け見守りサービス「セコムみまもりホン2」を発売

セコム株式会社は、高齢者や持病のため体調に不安がある人とその家族の見守りニーズに応えるサービス「セコムみまもりホン2」を発売した。

「セコムみまもりホン」は、セコムへの救急通報と家族間などで安否確認ができる、高齢者や持病のある人に向けた見守りサービスである。「セコム・ホームセキュリティ」の契約がなくとも利用できるサービスで、2019年4月から発売している。

今回発売したセコムみまもりホン2は、セコムみまもりホンで提供していた救急通報機能と安否確認機能に加え、これまで培ってきたノウハウを元に、携帯電話の操作に不慣れな高齢者でも端末を「いつでも使える」状態に保てるよう、セコム独自の便利機能を搭載した。

セコム、救急通報・安否確認ができる高齢者向け見守りサービス「セコムみまもりホン2」を発売
セコムみまもりホン2 専用端末
(左からミント・ピーチの2色をラインナップ)
救急通報機能では、セコムみまもりホン2のストラップを引っ張ると、セコムへ救急信号が送信され、必要に応じて緊急対処員の駆け付けや119番通報を行う。あらかじめ預かった持病や服用中の薬、家族やかかりつけ医の連絡先などの救急情報を端末の液晶画面上に表示し、医療関係者に情報提供する。端末は携帯電話として通話を行うことも可能で、体調や健康について気になる際は、セコムの看護師に24時間いつでも無料で電話相談することができる。

安否確認機能では、設定した間隔で端末の液晶画面上に「連絡ください」ボタンと「元気にしてます」ボタンを表示している。利用者がいずれかのボタンを押すと、その結果を家族へEメールで通知する。ボタン操作がなかった場合は「操作なし」の通知が家族に送られるため、必要に応じて緊急対処員に駆け付けを要請することができる。利用者の居場所を確認したいときは、専用ウェブサイトやアプリから検索して確認することができる。

さらに、端末が正常に動作するよう、定期的、またはフリーズ状態などの異常を検知すると自動で再起動を行うほか、電池残量が少なくなったり、電源OFF状態になると見守る家族に自動でEメールを送り、知らない間にバッテリーが切れていたという事態を防ぐ。また、充電を開始すると自動で電源が入るため、電源の入れ忘れを予防する。電波受信圏外など通信ができない場合には、画面上に大きく注意喚起の文章を表示するなど、セコム独自の機能を搭載して利用者をサポートする。

なお、セコムみまもりホン2の利用料金は、加入料金が11,000円(税込)、基本料金が月額2,750円(税込)となっている。「緊急時の駆け付け」など利用の都度料金が発生するものは以下の通り。
セコム、救急通報・安否確認ができる高齢者向け見守りサービス「セコムみまもりホン2」を発売

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