積水ハウス株式会社は、ALSOKをサービス提供者として迎え、在宅時の行動や家の状態から防犯に関する行動習慣を可視化して価格に反映する「PLATFORM HOUSE touch(プラットフォームハウス タッチ)」の駆けつけ防犯サービス「駆けつけホームセキュリティ」を、2024年12月13日より受付開始する。
「PLATFORM HOUSE touch」は、IoT機器から居住者のデータを蓄積し、家の状態確認や機器の操作をスマートフォンから行うことができる、積水ハウスが提供しているスマートホームサービスだ。
2023年9月より、株式会社博報堂と協力し、生活ログから見える居住者の特徴的な生活意識が現れる瞬間である「生活モーメント」をAIで解析している。
この解析により、「生活習慣」や「行動の源泉(潜在意識)」について可視化を進め、居住者が認識している自身の防犯意識と実際の行動習慣に乖離があることが分かったのだという。また、家族の在不在についても、高精度で予測できるようになった。
そして今回、データ活用により可視化された、居住者の行動習慣に準じて価格が変動するサービスをALSOKに提供する。
具体的には、「PLATFORM HOUSE touch」の設備である「窓鍵センサ」「玄関ドア錠」「火災警報器」が異常検知をALSOKに自動通報することで、ガードマンが駆けつけるというものだ。
専用設備が不要なため初期費用なしでサービスを開始することができ、ガードマンによる警備状態を遠隔からアプリで確認することができる。
また居住者の窓や玄関ドア、照明の操作といった、防犯に関する日々の行動習慣を「PLATFORM HOUSE touch」の生活ログをもとに分析・可視化し、アドバイスをアプリに提示する。
そして、防犯に関する行動習慣を反映した価格を設定することで、居住者の防犯に関する行動習慣の改善を図る。
今後積水ハウスは、今回の「防犯」以外のテーマについても検討を開始するとしている。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。