Amazon DashのLPWA進化系、「SORACOM LTE-M Button」 -SORACOM Discovery2018レポート3

先日行われたソラコムの年次イベントDiscoveryのレポート第三弾はLTE-M Buttonと呼ばれる、Amazon Dashボタン(のようなもの)だ。

キーノートスピーチの檀上に、アマゾンウェブサービスジャパンの代表取締役社長 長崎忠雄氏が登場し、Amazon LTE-M Buttonについて説明した。

そもそもAmazon Dashボタンは、Wifi接続を前提としているので、Wifi環境のないところでは利用できない。しかし、LPWAの一種となるLTE-Mでの通信ができるようになると、セルラー通信さえ届けば設置場所を選ばなくなる。

例えば、ネットワークを外部に開放したくない工場で利用したり、Wifi環境のない店舗などでも利用することも可能になるだろう。

長崎氏によると、ヘルスケア、製造、スマートオフィス、ビルディングなどでの利用が見込まれているという。

soracom LTE-M button

世界でも、AT&Tに続き、2社目の対応となっていて、1年間で1,500回押せる前提で、価格は8,000円で提供するということだ。(初期は3,980円の特別価格で提供される)

ソラコムの特設サイトから事前申し込みが可能となっている。

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Amazon DashのLPWA進化系、「SORACOM LTE-M Button」

参考 これまでのSORACOMの機能解説記事:
【前編】SORACOMが発表した新サービスは、なにがすごいのか? SORACOM Connected
【後編】SORACOMが発表した新サービスは、なにがすごいのか? SORACOM Connected
SORACOMの新サービス、”Door”と”Gate”でなにができるか? -SORACOM Discovery2016レポート
ソラコムの新サービス InventoryとJunction ーSORACOM Discovery2017①

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