【概要】
■KDDIは、顧客企業にIoT接続サービスを提供するエリクソンのDCP(Device Connection Platform)を利用
■DCPにより、KDDIの顧客企業はIoT接続デバイスとアプリケーションの展開、管理、スケーリングを世界規模で実現可能
■エリクソンは、2021年までには160億のIoTデバイスがつながると予測
エリクソンは、日本の通信事業者であるKDDIと、高品質な接続サービスを実現するエリクソンのDCPを、グローバル規模でIoT事業を展開する企業向けに提供することに合意したと発表した。
DCPはクラウドベースのIoT専用プラットフォームであり、特有の機能によりKDDIは顧客企業に接続性管理、加入管理、ネットワーク運用、柔軟な課金サービスを提供する。それにより、IoT接続デバイスとアプリケーションの展開、管理、スケーリングを世界規模で実現、かつコストの削減と運用効率化を可能にする。
DCPは、シームレスな多国間接続を提供することで、コネクテッドデバイスの増加に伴う収益の確保をサポートする。DCPの採用により、デバイスメーカー、企業、サービスプロバイダーはIoTソリューションを展開、管理、スケーリングするための初期費用と総所有コストを低く抑え、利益性を確保することが可能となる。
アプリケーションとビジネスモデルの拡大により、接続デバイスの数は今日も尚増え続けており、エリクソンは2021年まで接続デバイスの数は280億に達し、そのうち160億がメーター、センサー、ウェアラブルのような家電などのIoT接続デバイスになると予測している。近距離・長距離アプリケーションに対応できる新しいユースケースが生まれていることから、接続デバイスのより著しい成長が見込まれ、500億のデバイスが接続されるというエリクソンのビジョンを裏付けている。
【関連リンク】
・エリクソン(Ericsson)
・ケイディーディーアイ(KDDI)
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