サイバーステーションとiBASE、Ubuntu搭載のデジタルサイネージSTBを共同開発

サイバーステーション株式会社は、台湾の廣積科技股份有限公司(以下、iBASE)と提携し、新しいタイプのデジタルサイネージ用セットトップボックス(STB)について、2024年7月より共同開発を開始すると発表した。

このSTBは、Linux OSの「Ubuntu」を搭載し、最⾧10年間の継続的な供給とセキュリティサポートを提供するデジタルサイネージSTBだ。

「Ubuntu」は、産業用STBやネットワークストレージなどの組み込みデバイス向けのOSで、長期的なセキュリティサポートが特徴となっている。

リリースから5年間のセキュリティアップデートが提供され、有償サービスにより最長10年間の更新を受けられる。

また、iBASEは、スマートフォン市場で広く採用されているMediaTekの「Genio510」CPUを搭載した産業用STBの開発を進行中だ。

さらに、Mali-G57 GPUを搭載し、4K60Pの鮮明な動画再生を実現。AV1、H.265、H.264の各コーデックに対応し、デュアルディスプレイもサポートしている。マルチコアAIプロセッサを内蔵し、エッジAI技術を活用したマーケティングや広告展開が可能となる。

サイバーステーションとiBASE、Ubuntu搭載のデジタルサイネージSTBを共同開発
デジタルサイネージSTBの概要図

今後は、7月より開発を開始し、2025年春には製品の販売とサービスの提供を開始する予定だ。

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