24karat株式会社と株式会社アドインテは、コミュニティモバイルウォレット「24kZAP」とサイネージ型IoT自動販売機「AIICO(アイコ)」を連携し、NFTコンテンツを配布する期間限定の実証実験を行う。
従来のNFT販売が行える自動販売機は、「URLが記載されたモノ」をカメラで読み込むか、NFCタグなどを用いることで、NFT販売ページなどに遷移させるという仕組みだった。
今回開発された機能は、利用者が自らのモバイルウォレットを自動販売機のQRカメラにかざし、ブロックチェーンのアカウント情報を確認することで、NFTや物品の配布や販売を行うというものだ。
例えば、特定のNFTを保有した利用者のみを対象に、あらたに特別なNFTや物品の配布や販売、さらには自動販売機の購買画面が変化して、特別なユーザしか購買選択ができないようなシークレットショップを立ち上げることも可能だ。
なお、今回の実証実験で配布されるコンテンツは、NFTプロジェクト「MEGAMI」の提供による新作イラストだ。
「MEGAMI」は、顔や服装などの各パーツがプログラムの処理によって自動生成される「ジェネラティブNFT」であり、1万点のアートワークはそれぞれ異なる個性を持っている。
「AIICO」が設置される場所は、新宿アルタの地下二階エレベータ前(アルタ店内)で、実証実験の期間は、2023年7月22日から7月29日の館内営業終了までとなっている。
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