ソフトブレーン株式会社は、2024年9月に中小企業向けに先行販売したクラウド型新CRM「esm(eセールスマネージャー)」を、エンタープライズおよび中堅企業向けに機能強化し、2025年2月19日より提供を開始する。
「esm」は、見込み顧客から提案中顧客、既存顧客へとまたがる顧客接点情報や、やり取りを共有・管理することができるCRMだ。
また、AIを活用し、「esm」への入力支援やサジェスト機能などを搭載している。
これまでは、中小企業向けに機能を絞っていたが、今回、エンタープライズおよび中堅企業向けに「esm」を提供する形だ。アップデートされた点は、「拡張性」と「安全性」だ。
拡張性の特徴としては、ローコードで業務アプリを構築することができる機能の追加や、CSVのバッチ形式およびWeb-APIを用いた他システムとのデータ連携機能の強化、データ連携基盤「esm linkage」への対応や、JSプラグインによる柔軟な画面カスタマイズなどだ。
一方、安全性に関しては、データ権限やロール権限機能による個社別業務内容に応じた権限管理やIP制限機能、ISMS認証「ISO27001」とクラウドセキュリティ認証「ISO27017」の取得が挙げられている。
プロダクト開発本部の執行役員である小田健太氏は、「エンタープライズ/中堅企業のお客様に向けて、拡張性と安全性を強化し、様々な部門やチームが横断的にesmを利用できるようになった。それにより、部門横断で顧客接点データを利活用することが簡単に可能になった。また、セキュリティ対策も強化し、お客様のデータを安全に保護できる体制を整えた。」と述べている。
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