ヘルプデスク運用におけるKPI管理は、管理システムを入れていない場合、複数ツールからのデータ収集やExcelでの加工など、多くの手作業が必要となる。
そこで株式会社ロココは、ヘルプデスク業務に特化したSplunkパッケージ製品の提供を開始した。
Splunkは、サーバ、ネットワーク機器、セキュリティデバイス、アプリケーション、IoT機器などから生成される膨大なマシンデータを収集・分析・可視化するデータプラットフォームだ。
ロココは、2024年1月よりSplunk社とリセラー契約を締結し、企業のデジタルレジリエンス強化を目的としたソリューション提供を推進している。
今回発表されたパッケージは、その取り組みの一環として開発されたもので、Splunkのログ分析と可視化の仕組みを活用し、ヘルプデスク業務におけるKPI管理を支援する。
具体的には、OutlookメールやTeamsチャットから問い合わせ履歴を自動で収集し、Splunkに取り込んでダッシュボードに表示する。
これにより、対応件数や未完了の問い合わせ、平均対応時間などの指標を一目で把握でき、リアルタイムでの状況確認が可能になることで、ヘルプデスク運用におけるKPI管理の効率化を支援する。
またロココは、Splunk導入支援から運用サポートまで一貫したサービスを提供しており、パッケージ製品の提供に加え、Splunkエンジニアによる構築支援や運用サポート、技術教育などのサービスも展開しているとのことだ。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!

IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。