台湾貿易センター(TAITRA)は、台湾発の最新ITトレードショー「COMPUTEX 2016」にて開催される、CPXカンファレンスのキーノートコンテンツを発表した。
CPXカンファレンスは、台湾の経済部[TK1] (MOEA)主催、台湾貿易センター(TAITRA)のオペレーションにより執り行われている。国際的なテクノロジー企業にとって、革新的な業界トレンドや最新の情報を共有するには最適なプラットフォームだ。
今年のCPXカンファレンスでは、「IoTとスマート・イノベーション」をテーマに掲げている。スピーカーにはスイスのロボットメーカーであるABBを始め、世界有数の企業が名を連ねており、 ARM、Qualcomm、Siemens、Cisco、Ericsson、Intel、Amazon Web Service、Thread Group、Bosch Sensortec、Blocks Wearables Inc.、Taiwan Semiconductor Manufacturing Company(TSMC)、Advantechソフトバンク韓国を迎えるほか、業界のリーダーたちによるIoTアプリケーションのビジョンと、スマート・テクノロジーの将来に関する各種スピーチが行われる予定。
今年のCPXカンファレンスのキーノートは「フューチャーテクノロジー」と「スマートマニュファクチャリング」の2つを柱となる大きなトピックと位置付けられている。キーノートの登壇者として、半導体の知的財産サプライヤーとして世界有数のARMから、最高経営責任者(CEO)であるサイモン・セガーズ氏が登壇し、最新技術の将来動向について発表する。Siemens台湾における社長兼CEOであるエルダル・エルバー氏は、3年ぶりのCOMPUTEX登壇となり、インダストリー4.0について、また、スマートマニュファクチャリング分野のトピックにおいてスピーチする予定。
世界的なスマートスタートアップ企業の飛躍に伴い、3名のトップイノベーターとして、ミラノの技術革新デザイナーであるヴィート・ディ・バーリ氏、ABBロボティクスグループ副社長であるスティーブ・ワイアット氏、世界中のハードウェア企業をつなぐプラットフォームHWTrekの創設者であり、最高経営責任者(CEO)のルーカス・ワン氏がそれぞれスピーチをする。
2016年CPXカンファレンスのトピックは、「IoTエコシステム・パートナーシップ」と「IoTアプリケーション」。 IoTエコシステム・パートナーシップについては、長期にわたりCOMPUTEXのパートナーであるEricssonとCisco、そして初参加となるソフトバンク韓国が合同で発表を行う。
この合同発表では、現代のIoT時代におけるネットワークとワイヤレス通信に関するソリューションが提案される予定。また、IoTアプリケーションに関しては、Bosch Sensortecと英国のスタートアップBLOCKS Wearablesがスピーチをする。
この発表では、セキュリティ監視システム、スマートホーム、エンターテイメント、テレマティクス、カーエレクトロニクス、ウェアラブルデバイス、スマート・テクノロジー・ソリューション等の分野において、未来の技術を駆使した生活の構築方法について見解が述べられる予定だという。
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