株式会社日立システムズと応研株式会社(以下、応研)は、日立システムズの「WEB受注・購買テンプレート」と、応研のカスタムERP「大臣エンタープライズ」を連携させ、企業間の受発注のやり取りをWebブラウザ上でリアルタイムに行うことができるサービスの提供を開始する。
日立システムズが提供している「WEB受注・購買テンプレート」は、企業間の取引業務を効率化するために開発されたWebシステムだ。
取引先との受発注、納品、検収といった一連のやりとりをWeb上で行うことができる。また、基幹システムとの連携も可能だ。
一方、応研が提供する「大臣エンタープライズ」は、カスタマイズが可能なERPパッケージだ。日本企業の商習慣に合わせた機能を持ち、販売管理、在庫管理、仕入管理などを一元化する。
今回、両サービスを連携させることにより、大臣エンタープライズで企業間の受発注のやり取りをWebブラウザ上でリアルタイムに行うことができるようになった。
対象は、紙・FAX・電子メールを用いた受発注のやり取りを行なっている中堅・中小の製造・卸売業の企業だ。
取引先企業は、同サービスを導入した企業が指定するフォーマットでの納品書や現品票を、Webブラウザ上で作成することができるようになる。
また、注文書や支払通知書などの書類もWebブラウザ上でのダウンロードが可能となるほか、発注や出荷処理、納期の情報をリアルタイムで共有することができるようになった。
今後は、日立システムズが提供する業務効率化やデータ解析を支援するソリューション群と、応研の大臣エンタープライズを連携させていく計画だ。
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