AIoT のパワーを解き放て―― AIとIoTを統合したAIoTを今すぐ導入すべき理由とは?

世界共通のニーズと、グローバル展開戦略の多様性 ーSORACOM Discovery 2019レポート9

日本とアメリカでの戦略の違い

次にIoTNEWS 小泉は、シアトルに拠点を置くSORACOM, INC.CEO, Americasである川本氏に日本での活動をアメリカ国土で展開する際の注意点について聞いた。

世界共通のニーズと、グローバル展開戦略の多様性 ーSORACOM Discovery 2019レポート
INC.CEO, Americas 川本 雄人氏

川本氏は、「日本とアメリカでは国土の広さの違いから、営業の仕方に違いがある」と述べた。

日本であれば東京一極集中型であり、営業が東京にいれば大部分をカバーすることができる。

しかしアメリカでは大型の都市がNY、LA、シリコンバレー、シアトル、シカゴと、点在している。

そのためソラコムでは、日本とアメリカの会社でブランディグ、ポジショニングが全く違い、ウェブサイトも別物にしているという。

国土の広さからどうしても対面での営業が難しく、IoTを導入している企業を探すだけでも時間と労力が取られてしまう。そこでUSのソラコムでは、デジタル中心にインバウンドな営業にしているという。

ウェブサイトにチャットボットを設けたり、リクエストデモボタンを作り簡単なデモを紹介している。

またUSのみでFree Simというサービスを行なっており、Emilと住所を入力してもらい、Simを送り、スタートアップやディベロッパーに使ってもらうという。

「アメリカは規模が大きい分大変ではあるが、IoTのマーケットは肌感覚で日本の10倍から20倍はあり、やりがいはある」と語った。

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