ネオス株式会社は、電子カルテなどのデータ活用による医療や介護事業者の業務効率化および、患者との新しいコミュニケーションの形を実現するプラットフォーム「KarteConnect」を開発し、提供を開始した。
「KarteConnect」は、医療・介護データの利活用基盤をベースとしたコミュニケーションプラットフォームだ。事業者が持つ電子カルテなどのデータを活用することができ、事務作業などの業務フローや情報管理を効率化する。
さらに、利用者情報のデータベースやチャットサービスとの連携により、患者とコミュニケーションを行うことができる。
また、保健所をはじめとする自治体における感染症管理業務や、住民への情報提供および療養サポートも提供を開始する。
「KarteConnect」の第1弾ソリューションは「保健所等自治体向け感染症管理および療養サポート」で、新型コロナ感染症の対象者のフォローと管理を一元化する。

また、問い合わせ対応もネオスのチャットボットサービス「OffieceBot」により効率化する。
「KarteConnect」は今後、病院やクリニック・介護事業所をはじめ、自治体・保健所、接骨院・整骨院、調剤薬局など、医療・介護に関連した事業者へ幅広く展開を予定だ。
さらに、「KarteConnect」が持つデータ活用基盤を軸に、法人向けのBIソリューションやプライバシーテック等、様々なソリューションやベンダーともつながっていくことも視野に展開を進めていくとしている。
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