株式会社MetaLabと東京建物は提携し、ユーザが自身の好みに合わせて間取りや家具を選び、生活空間をシミュレーションできるメタバース「Tokyo Meta Living」を開発。2024年2月2日からこのサービスの提供を開始すると発表した。
東京建物はこれまで、マンションブランド「Brillia」を通じてさまざまなサービスを展開しており、「bloomoi(ブルーモワ)」や「Tokyo Compact Life」などのプロジェクトやウェブサイトを通じて、商品企画とサービスを提供している。
一方、MetaLabは、企業のメタバース進出支援等の事業を行っている。
今回、MetaLabが開発したメタバースプラットフォームを基盤に、東京建物との提携を通じて、「Tokyo Meta Living」の開発・提供を実現した。
「Tokyo Meta Living」では、メタバースを通じて居心地の良い住まいを考え、家具のコーディネートや住まいに関する情報発信、イベント開催を予定している。
さらに、気に入った部屋を他のユーザや東京建物と共有できる機能があるため、新たな住まいのアイデアを得ることが期待されている。また、キーワード検索で他ユーザの部屋を探せる機能もあり、アイデアを得る様々な方法がある。
利用方法は、WEBブラウザからPCやスマートフォンで無料でアクセス可能だ。

加えてMetaLabは、メタバース空間とアバターを活用した学校「MEキャンパス」との共同プロジェクトも開始した。
このプロジェクトでは、メタバース構築のスキルを学ぶ「メタバースクリエイターコース」の学生が、「Tokyo Meta Living」に設置する家具のCG制作を担当し、これらの作品はメタバース上のロビーやシミュレーション家具として導入される予定だ。

MetaLabは、この取り組みが学生にとって、企業の制作案件を担当しながらスキルを学ぶ機会となったとしている。
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