AmbiqとThinkARは提携し、日常的に着用できるように設計された軽量なスマートグラス「AiLens」を発表した。
「AiLens」は重さ37グラムで、10時間以上のバッテリー寿命がある軽量スマートグラスだ。
このグラスは、独自のSPOT(サブスレッショルド電力最適化テクノロジー)プラットフォーム上に構築されたAmbiqのApollo4システムオンチップ(以下、SoC)と、ThinkARの音声起動AR機能を搭載している。
さらに、ユーザの好みを学習してカスタマイズされた応答を提供する適応型AIアシスタントを搭載し、OpenAIとサードパーティAPIをサポートする。
また、Google、Microsoft、サードパーティプラットフォームとの直接統合ができ、カレンダー、ドキュメント、クラウドストレージにアクセスすることが可能だ。
加えて、iOSアプリと統合することで、専用アプリケーションを提供する。なお、ソフトバンクとの提携によるAiLensの主なアプリケーションには、ヘルスケア、職場の生産性およびトレーニング、リテールおよびEコマース、ナビゲーションおよび旅行、教育およびスキル開発などが含まれているとのことだ。
今後「AiLens」は、アマゾン、ソフトバンクジャパン、その他のオンラインおよびオフラインの小売店を通じて、北米、アジア太平洋地域、ヨーロッパで同時に発売される。米国では2025年1月から、アジア太平洋地域とヨーロッパでは2025年4月から販売が開始される予定だ。
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